次世代ネット、米国を追う

プロジェクト「CORE」。東京大学や情報通信研究機構、NECなどが協力して全国に専用サーバーを五十台設置し、新しい通信技術の実験が三月から本格的に始まる。「オーバーレイネットワーク」という新たなインターネットの利用方法を模索する実験場となる。 インターネットができたのは三十年も前。多数の利用者が大容量データを流すことは想定されていないため、渋滞しても通信回路を切り替える賢さはない。信頼性も低い。そこで、インターネットの枠を超える仮想的な通信網を作ってみて試すのがオーバーレイネットワークだ。 インターネットの枠内ではできないことも可能になるため、新しい技術やサービスを作り出せる可能性がある。 「ネットベンチャーの苗床になる」。昨年十二月、東京大学で開催されたオーバーレイネットワークのシンポジュウム。プロジェクト「CORE」の中心となっている中尾彰宏・東大助教授は、COREの役割をこう強調した。 オーバーレイネットワークでは、すでに実用化例も出ている。無料のIP(インターネットプロトコル)電話ソフト「スカイプ」、パソコン同士でデータを直接やり取りするピア・ツー・ピア(P2P)などがある。今後は、常にスムーズにネットが利用できる通信環境実現のほか、個人同士でハードディスクの一部を相互利用できるよう西、世界規模の映像データベースを作り上げるといったことも考えられるという。 ただ、オーバーレイネットワークの研究開発競争は米国が先手を打つ。「次世代のインターネットの基盤になる」(米プリンストン大学のジェニファー・レックスフォード教授)と早くから注目し、同大中心のプロジェクト「プラネット・ラボ」が二〇〇三年から研究を進めている。 日本のプロジェクト「CORE」に相当するものがすでに稼動。七百台以上のサーバーをつないだ実験場に、基盤となる運用技術や新たな利用方法を模索しており、約六百五十のテーマで開発や実験が進む。 例えば「CoDeeN」という研究テーマでは、サーバーに自由にソフトがおける。自前で多数のサーバを持つ必要がなく、米アカマイ・テクノロジーズのように企業に変わって消費者にコンテンツを高速配信する実験サービスも簡単に実現できる。 日本でもようやく米国並みのネット実験場が動き出すことになり、巻き返す機会が生まれる。日本には、携帯電話の技術や、普及が進んでいる光通信網など得意分野がある。こうした技術をオーバーレイネットワークとして、どう応用していくか。次世代ネット技術で主導権を握るためのカギになりそうだ。 (日本経済新聞)

何だか分かりませんが、すごい事をしようという事らしいですw

新しいネットワーク規格を作り、現在のTCP/IPをラッピングして(NetBIOS over TCP/IPプロトコルのように)流すのかと思ったら、そうじゃなくて残念。

記事を読むと、オーバーレイネットワークを使えば大容量なデータを転送できるといった風に読み取れるけど、そもそも引いてる回線の速度に依存されるのでそれは無いよなーって突っ込みながら読みました。
基本的にオーバーレイネットワークは、メールサーバで実装されてるんですよね。
そういったものを相互接続・相互活用しようというプロジェクトのようです。

つまり、Winnyのネットワークのようなものを作って、それを誰でも使えるようにするみたい。

こんなのを読むと、いかにWinnyが最先端をいっていたかが良くわかる。

そういうのを作れる人になれれば良いんですがw

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