画像ではXenDesktopとなっていますが、本日はXenApp編です。
そんなわけで、セミナー「Citrix関西パートナー様向け“XenApp 6.5速習基礎講座”」を受けてみました。
毎日インテシオ4階(F会議室)にて開催です。
セミナーの流れとしては、説明を受けてアプリを触るのを繰り返す感じです。
Virtual Training Centerというものがあり、そこで実物を触る感じです。
まず配布された接続用IPにWebブラウザでつなぐと、Web Interfaceが表示されます。
匿名ユーザでログインするとXenCenterが表示され、実習で使う環境が利用できる感じです。
なかなか、おもしろい構成です。
ハンズオンでメモした内容は次の通り。
・Citrixライセンスサーバ
XenApp6.5よりver11.9以上(現最新ver11.10)になる。新しい「ユーザ/デバイスライセンス」を選べるが、一度割り当てると非アクティブ後90日たたないと解放されない。udadminツールで解放できるが、毎日解放といったコンプライアンス的に問題の行動はしないでほしい。
・サーバファーム
XenApp6.0からXenApp6.5へのアップグレードパスはない。また、XenApp6.0のアンインストールはできないため、アップグレード案件はすべて再構築になる。
・データコレクタ
サーバ負荷やログイン数・切断を数値で保持。DC検出条件の最後はホスト名で決まる。
・インストール
Windows Server 2008 R2への導入は、必ずService Pack 1を適用後に行うこと。SPなしだと不具合が多発する可能性が高い。IPv6はサポートしていないので、NICの設定からチェックを外すこと。
・Web Interface
名称変更される予定。緑色(?)ベースのログインになる。
・プリンタ
UPD利用時、EMF形式のデータ量が従来の3分の1まで減少。印刷速度はメーカーの作り込み度によって違い、スプールのデータ処理などはFujiXeroxが優秀。
・公開アプリ名/ポリシー名
日本語を使用するとトラブルを起こす可能性あり。ソフト的にはマルチバイト対応だが、半角英数字のシングルバイト文字を使用する。
手を動かすセミナーには初参加でしたが、いろいろと聞けていい感じでした。
次はもっと構築面やサイジング・キャパプラ、不具合対処法などがあれば参加したいと思いました。