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Windowsのインストールでドライブの先頭に「システムで予約済み」を作らずにセットアップする方法

Windows Server 2008 R2 x64 1.png
Windows Vista以降のOS(Windows Server 2008含む)では、既定でOS領域とは別に128MBの「システムで予約済み」パーティションが作成されます。
これは、Microsoft予約パーティション(MSR)と言われるもので、EFIのブートローダ情報や暗号化する際のBitLocker用の領域として使用されます。

uEFIモードでOSインストールする時にはあった方がいいかもしれませんが、BIOSで動作していたりEFIをBIOS互換モードに設定しているときにMSR領域は不要です。
またBIOSモードで使用しているディスクにMSR領域があると、Symantec System Recovery(旧:BESR)やAcronis Backup & Recovery 10などで、フルバックアップ+データ消去+リストアテストをすると復元できないことがあったりします。Acronisは最新のBackup & Recovery 11では対応しているようですが、MSR領域がない方がスッキリな感じなので、MSR領域を作成せずにOSをインストールする方法です。

Windows Server 2008 R2 x64 2.pngWindows Server 2008 R2 x64 3.png
まず、普通にWindowsのDVDからインストーラーを起動します。今回はWindows Server 2008 R2を使用していますが、Windows 7等でも同じはずです。
「インストールする場所を選択してください。」と表示されハードディスクの選択が表示されたら、ここでキーボードの[Shift]+[F10]を押します。
そうするとコマンドプロンプトが起動します。
ディスク装置0を1パーティションで区切る場合は、表示されたコマンドプロンプトに次のよう入力すればOKです。
diskpart
select disk 0
create partition primary
exit
exit

Windows Server 2008 R2 x64 4.pngWindows Server 2008 R2 x64 5.png
最後のexitを入力するとコマンドが終了し、元の画面に戻ります。
ここで左にある「最新の情報に更新(R)」というのを押せば、MSR領域が作成されずにシステムドライブだけでインストールすることが出来ます。

Windows Server 2008 R2 x64 2.pngWindows Server 2008 R2 x64 6.pngWindows Server 2008 R2 x64 7.png
ディスク装置0を、OSとアプリドライブの2パーティションで区切る場合は、同様の[Shift]+[F10]手順で次のように入力すればいいはず。ここでは30000MB(30GB)で作成しています。
diskpart
select disk 0
create partition primary size=30000
exit
exit

パーティションを作成後は、通常通りにインストールを進めていけばOKです。
サーバで2TB以上使うときは注意が要りますが、そもそもそんな大きなデータをWindowsで扱うのは間違っている気がするのでMSR領域なんて不要です。
これで少しだけ身軽な雰囲気を味わうことが出来ますよ。

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WindowsNT互換を目指しているフリーOS「ReactOS 0.3.14」がリリース

Windows NTアーキテクチャとの完全な互換性を目指して開発されているフリーOSReactOSの最新版がリリースされたようです。
そんな訳で「ReactOS 0.3.14」をVMware環境で実行してみました。

ReactOS News >News #70: ReactOS 0.3.14 がリリースされました
今回リリースされたReactOS 0.3.14はまだalpha版です。
改良点としては、ACPI、LwIP、MSVCと互換、スキャッタ・ギャザーのサポート、シェルの改良、Special Pool、テーマ機能のサポート、WiFiのサポートのようです。

一番目を引くのは、テーマ機能とWiFiです。とりあえずテーマ機能を試してみました。

まずはSourceForge.netからReactOS-0.3.14-REL-VMware.zipをダウンロードします。
ファイルを解凍後、VMwareにて開けば直ぐに実行可能です。

ReactOS-2012-02-08-20-00-09.pngReactOS-2012-02-08-20-00-16.pngReactOS-2012-02-08-20-00-23.png
電源を入れるとこのような画面が表示され、OSが起動します。

ReactOS-2012-02-08-20-02-01.pngReactOS-2012-02-08-20-02-50.pngReactOS-2012-02-08-20-04-10.png
Explorerは、前回試したときよりも格段に良くなっています。
標準でIEの場所にWine Internet Explorerというのが入っているんですが、今一使い方が分からないためFirefox 3.6を入れてみたんですが、なぜかキーボード入力が出来ませんでした。

ReactOS-2012-02-08-20-26-09.pngReactOS-2012-02-08-20-26-42.png
そこでFirefox 2.0にしてみた所、日本語フォントもほとんど問題なく表示されて、キーボード入力も正常に行えました。こういう試行錯誤は最近のPCではないため、非常に新鮮です。

ReactOS-2012-02-08-20-30-30.pngReactOS-2012-02-08-20-30-48.pngReactOS-2012-02-08-20-30-54.png
そして肝心のテーマ機能です。
まずは手元にあるWindowsXP端末より、C:\WINDOWS\Resources\Themes\Luna というフォルダにある luna.msstyle などをコピーします。
ReactOSへのコピー先は、同じような階層フォルダを作成して C:\ReactOS\Resources\Themes\Luna に置きます。
この状態でディスプレイプロパティを開くとWindowsXPのテーマであるLunaが選択できるので、それを選択してあげます。

ReactOS-2012-02-08-20-44-51.pngReactOS-2012-02-08-20-43-34.pngReactOS-2012-02-08-20-43-44.png
あとは[Start]⇒[Settings]⇒[Administration]⇒[Service Manager]を選択して、ReactOS Service Managerを起動。
その中でThemesを実行してあげれば、Windows XPと同じようなGUIになりました。

ReactOS-2012-02-08-20-44-17.png

WiFiも試したかったんですが、この間WiFiルーターが無くなったため実験できませんでした。

フリーOSですが、かなりWindowsXPに近づいてきているなとの印象です。
まだまだ目に見えない部分のAPIなどを作らないといけないため、すぐにWindowsと取って代わる訳ではありませんが、なかなか侮れない存在です。
この調子で開発が進んでいけば、PCが楽しくなるだろうなと思います。

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Windows Server 2008を497日以上稼働させるとTCP/IPポートが枯渇するとか

結構大きな問題なのに、あんまり騒いでいる人がいないので書いてみます。

Windows Vista / Windows 7 または Windows Server 2008 / Windows Server 2008 R2 において、497日以上連続稼働した場合に TCP/IP ポートが閉じられない現象が発生するようです。対象となるポートは TIME_WAIT 状態のもので、ずっと通信中なら問題ないっぽい。
この問題が発生すると、ActiveDirectoryのレプリケーションに失敗したり、SQL Server に接続できなかったり、ファイルサーバの共有ファイルにアクセスできないという現象がでてしまいます。

原因としては、システム起動後の経過時間タイマカウンタがオーバーフローしてしまうというもの。
32bit符号なしで起動後の経過時間を管理しており、497日目に429億4967万2950(497日2時間27分52秒950ミリ秒)をカウントしてしまいます。それ以降はカウントすることが出来ないため、OSからウィンドウメッセージWM_TIMERの送信が行われなくなります。

対処法としては、下記リンク先の修正プログラムをインストールする必要があります。
http://support.microsoft.com/kb/2553549/

次のOSのみ修正プログラムを適用できます。
* Windows Vista Service Pack 1 (SP1)
* Windows Vista Service Pack 2 (SP2)
* Windows Server 2008
* Windows Server 2008 Service Pack 2 (SP2)
* Windows 7
* Windows 7 Service Pack 1 (SP1)
* Windows Server 2008 R2
* Windows Server 2008 R2 Service Pack 1 (SP1)

F5 NetworksのBig-IP ver9系でも同じよな497日問題がありましたが、たぶん現象から見て同じような原因で起きているんでしょうね。
なぜか個別パッチなのがアレです。Windows Updateで配信してくれたらいいのに。
サーバでポート開けないのは致命的なので、修正パッチ適用必須ですよ。

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シェアウェア「Becky! Internet Mail」を買ってみた

某社の標準メーラーです。
そんな訳で、シェアウェアBecky! Internet Mailを買ってみたー。
本体価格4,200円+手数料105円で4,305円でした。

一応OutlookもPCに入っているんですが、グループウェアとして使うなら便利なんですけど、Exchangeサーバがない場合はOutlookは重いだけで非常に使い勝手が悪いです。
軽くて早いBecky! Ver.2の利用を先月末から開始しており今までは試用期間だった訳ですが、どうやら本日から試用期限が切れていました。
Becky! Internet Mail_serial_license_key_1.jpgBecky! Internet Mail_serial_license_key_2.jpgBecky! Internet Mail_serial_license_key_3.jpg
OKボタンを押すと問題なく利用可能ですが、まぁお金払っても納得できるソフトウェアだったので購入です。

購入はVectorプロレジを利用してみました。
Becky! Internet Mail_serial_license_key_4.jpg
クレジットカード決済なので、入れるだけでシリアルが表示される簡単仕様です。

Becky! Internet Mail_serial_license_key_5.jpgBecky! Internet Mail_serial_license_key_6.jpg
あとはBecky!を起動してライセンスキーを入力すれば利用可能になります。
画面の撮影用に「やまひで」の名前を入れてたら、そのまま登録してしまいましたけどね。(笑)
購入したときの名前以外でも登録できるみたいです。

これから毎日Becky!な感じですよ!

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